放っておけばいいのに第2弾 大切な友達だから!
先日話した、たま~に行く職場での話。
彼女と職場で出会ったのは去年の3月。
4月から仕事をしながら夜学に通う18歳の女の子。まだ数日前に東京に出てきたばかりで学校の寮から通っていると言う。
初日、その子に業務を教えることになった。緊張もあるせいか口数が少ない。
でも、すぐにすごい人見知りということが話してて分かった。
オフのときの私と似てる。
それから数日、私の勤務が続き、10歳以上の年の差なんて関係なく仲良くなった。
また、学校のクラスメートとも必要以上に話すことがないという彼女が
「よっちゃんはなんでも話せる東京の唯一の友達」と言ってくれたのはとてもとても嬉しかった。お母さんともよく私の話になるそうで、「よっちゃんが職場にいれば安心」と話してくれているそうだ。それを聞いて、一度ご挨拶をしなければと思い、食事もしたことがある。
今年に入り、彼女が職場での悩みを抱え始めていることは知っていた。
でも、それは誰もが一度は経験することであり、そこは乗り越えなければならない壁でもあった。だから私にできることは、彼女がその悩みをどう乗り越えるか一緒に話して考え、彼女を支えることだった。
そんな関係が続いたある日、彼女からLINEが入った。興奮していたせいか少し理解できない内容もあったが、とにかく会話を続け、最後は少し落ち着いてくれたようだった。
その数日後、私がその職場に出勤したとき、彼女が数日欠勤をしていることを知った。
「なんで言ってくれなかったんだろう」私は、すぐさま上司Aのところに言って事情を確認した。彼女が休み始めた日は、私にLINEを送ってくれた日からだった。
あれは、彼女が頑張って私に送ってくれたSOSのLINEだったのに、そこまで悩んでいたことを気付いてあげられなかった自分を本当に悔やんだ。大切な友達なのに。
その日彼女は体調が悪く熱もあったが出勤をしてきた。でも、いつものようにテキパキ片付けられずにいたところ、上司B(悩みのたね)にチクチク嫌味を言われ、上司Aのところに行き、爆発したらしい。
とりあえず体調不良で早退、数日の休みをあげたが、いまの状況、いつ復帰するのか連絡が取れないので困っているとのことだった。私はすぐさまこの件は私に預からせてほしいと申し出た。
彼女に「会いたい」とLINEを送った。でも、その日は既読にならなかった。
翌日一言LINEが返ってきた。つかさずLINEを送りまくった。実家に戻っているらしい。でも私は最初から会いに行くつもりだった。
「今夜仕事が終わり次第会いに行くから!実家どこーーーー?」
今だから2人で笑っちゃうけど、実家は遠かったぁーーー笑
とりあえず彼女の家に押しかけて、顔を見て一安心。そしてきちんと話し合うこともできた。
辞めるつもりがないのなら、堂々と復帰できるように大人としてやるべきことがあること。まずは、きちんと自分の口から報告してほしい。そのあとは必要であれば私がいくらでもフォローはするから安心してほしいこと。
あと、大切な友達なのに、あのとき気が付いてあげられなかったこと。
遅くなってごめんね。
そのあと、お母さんと笑い話をして、お土産までいただいて帰った。
すっきりとは言えないけど、私は彼女が来年卒業して別れても、何かあればすぐ飛んでいける友人でありたい。
Thank you for being my friend. You' re my special...
SWEETBOX "EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT", official music video (1997)