祈りを込めて 灯篭流し
5日前 父の末期がんの宣告をされた
余命あと半年
母も私も誰も受け入れられなかった
あれから泣かない日はない
ただ 今は 心が折れないよう支え合いながら大事な時間を過ごしている
昨日は、私一人で父を訪ねた
ベッドに腰掛けながら、最初は病気の症状のこと、母のことを話していたが、父も私も自分の考えていることをペラペラと話す人ではない
だんだんと口数が減ってきた 泣いた
父の手が私の背中をさすってくれた
私がこの日に伝えられた言葉は
「まだ聞いてもらいたいこといっぱいあるから」だけだった
それで父は私の言いたいことすべてを感じとってくれたと思う
私の肩をだいてくれた手がそう言っていた
8月13日 隅田川の灯篭流し
家族みんなで思いを灯篭に書いた
私たちの祈りよ お願い とどいて
Dad, thanks for always understanding me. No mutter how naughty I was. I would like to be your daughter if I were to be reborn.
I love you.
Ave Mariaもいろいろありますが、Slava(ロシア人の男性オペラ歌手)が歌うカッチーニのAve Mariaはまさに祈りです